
坪田 耕一 TSUBOTA KOICHI
役職: | CIO支援チーム、メーカー・オムニチャネルチーム 執行役員 |
---|---|
担当領域: | デジタル&テクノロジー |
出身企業: | 事業会社 |
プロフィール
2001年ソフトウェアハウス入社。教育機関、メーカー、メディア、不動産、省庁のシステム構築・開発を実施。その後、インテリジェンス(現パーソル・ホールディングス)にてIT戦略策定、新規事業立案・業務改革・PM支援、基幹・CRM・BIシステム、CTI導入等幅広く従事。
2012年リヴァンプ入社。社内のシステム全般の責任者を務め、クライアント企業のCIO支援等に従事。
ITの力で創造する真の価値を求めて
1社目にソフトウェア会社でシステムエンジニアとして開発業務に従事し、2社目に事業会社の情報システム部で様々なプロジェクトに携わりました。
1社目でエンジニアとしてのもの"作り"を経験、2社目は上流工程としての発注者側のサービス"造り"を経験し、今度はITの力を使って何か新しいものを創造してみたいと思っていました。そんな時に知人の誘いがありリヴァンプでは新しくそして面白い価値"創り"ができればと思って入社をしています。
システム部門の御用聞きが、経験値を高める
入社後はクライアントのシステム開発をメインに従事していましたが、常駐先のクライアントには、ITコンサルタントとして見られるためコンサル経験のない自分にとっては正直戸惑いがありました。
そのため、やれることは基本なんでもやるということで、業界を問わず、IT3ヶ年計画の立案にはじまり、分析サービス開発、マーケティング部門と連動した顧客分析やコールセンターの改善など多岐にわたってSIを中心に内製化をするために、いわゆる「システム部門の御用聞き」をしていました。そのように何でもやった結果、幅広い経験値を積むことができたと思っています。
クライアントのIT組織を強くする
次第に開発支援業務だけではなく、経営支援チームと一緒にファンド投資先のバリューアップ案件に関わるようになります。
依頼内容はCIOの支援でした。開発支援とCIO支援の両方を経験して、組織の課題には共通点があることに気づき始めます。
企業の価値をITの側面から成長持続可能な状態にするためには、やはりIT/DXの仕組みを内製化することが必要で、そのためにはIT組織の構築・人材育成をしなければいけないのです。
前職の話になってしまいますが、前職では経営におけるIT部門のあるべき姿として「システムのオーナーではなく、ビジネスプロセスのオーナー」になることを定義していました。システム部門の人材も事業部門の業務を理解し、改革のプロセスオーナーの一員になることを意味していました。リヴァンプが企業理念である「企業を芯から元気にする」を体現するためやっていた内製化支援が、前職で目指していた姿そのものだったと気づきました。
自分がリヴァンプで数年積み重ねてきたことが、前職で理想としていたシステム部門の組織の在り方であると、仕事を通して全てが繋がった瞬間でした。
ITの側面から社会価値の創造を行う
私はITの側面から、クライアントの既存ビジネスのサポートはもちろんのこと、新しいビジネスモデルやイノベーションを生み出しだしていきたいと考えています。
昨今、DXというキーワードが横行していますが、真のDXが目指す先は社会価値の創造だと私は考えています。そのような考えに共感してくれる社員を増やして自社の組織を増やしていきたいことはもちろんのこと、仲間たちがクライアントと共に成長し、新たな世界観を作っていきたいと思います。