
大塚 亮一 OHTSUKA RYOICHI
役職: | SCM&ロジスティクスチーム プリンシパル |
---|---|
担当領域: | コンサルティング |
出身企業: | コンサル |
プロフィール
2003年アクセンチュア入社。製造流通業のMDシステム構築・SCMシステム構築・CRM戦略策定・事業計画策定などに携わる。
2006年リヴァンプ入社。リヴァンプ出資先企業の経営改革・新規事業を推進。現在は、小売業を中心に本部業務プロセス改革・コスト削減・CRM戦略推進・情報分析システム構築などを推進。早稲田大学卒。
創業メンバーとの出会いと戦略コンサルの限界
新卒で外資系総合ファームに入社し、小売業のMDシステム開発・SCMシステム開発を経て、戦略コンサルグループへ異動しました。戦略コンサルとして短期間で次々とプロジェクトに関わり、紙(資料)を書くことが半ば目的化されてしまっているような働き方に疑問を感じていました。机上論だけで考えることも多く、長期的に成長できる環境を求めていました。
創業メンバーの澤田・湯浅とは、前職時代に出会っていて、情熱的に事業や人と向き合って仕事をする姿勢に強く惹かれていました。現社長の湯浅から地に足がついた本質的な経営改革をしようと誘われ、初期メンバーとしてリヴァンプに参画しました。外部のコンサルとしてではなく、会社を芯から元気にするための“当事者”、として改革に携われると感じ、挑戦を決意しました。
企業変革スキルの必要性を実感
入社後、服飾雑貨の企業再生や新規事業などに携わりました。知識・理論・数値分析や対人コミュニケーション論だけでは事業が好転せず、企業経営の難しさを痛いほど実感しました。「業務」に対する深い知見やロジック、それを支える「システム・仕組み」を二刀流で改善するスキルが必要であることに気づくことができ、仲間とともに一からリヴァンプを作り直していきました。
今のリヴァンプの中心メンバーたちと出会い、徒手空拳で日夜もがいていた時期でもあります。
X先行業務改革の磨き込み
その後30代前半で、航空業や食品スーパーのクライアントと出会い、長期的に案件に携わらせて頂きました。
クライアント企業の一社員のように深く関与し、全社コスト削減プロジェクトの運営やCRM戦略立案、店舗・商品改革を実施しました。簡易な仕組み化・IT実装を先行させた、アジャイル型の業務改革運営手法を徐々に身につけていくことができました。
現在は、小売・卸など食品流通業を中心にDX改革支援に携わっています。本部MD改革・発注業務改革からロジスティクスのコスト削減支援まで複数のテーマに関与します。食品流通業では出店や拡大を追い求めてきた結果、仕組みの整理が後回しになり、ツギハギ型のITインフラが足かせになっているケースが散見されます。
「選択と集中」「断捨離」を前提としたX(変革)のスピードを重視し「使いながら育てる」PoC型の仕組み開発アプローチ(D)で、前に進めることが大事だと考えています。
ハイブリッド人材育成への貢献
社内外を問わず、長期的な人材育成に貢献したいと考えています。
コンサルタントとして目の前の課題だけを解決するのではなく、従来の業務からのギアチェンジが必要な時代になっていきます。そのためには、「複数の技術の掛け合わせ」と「実行・実現力」の双方が必要です。継続的な組織全体の進化に貢献し、社会がどんなシーンに移り変わっても対応できるようなスキルセットを持った人材育成に携わりたい、そう考えています。