Masao.K

役職: CIO支援チーム       シニア・マネージャー
担当領域: コンサルティング
出身企業: コンサル

プロフィール

2005年データウェアハウスのエンジニアとして日本IBMへ入社後、2006年にクニエに入社し食品やアパレルメーカーにてSAP導入などの基幹システム刷新、通信・建設・製薬業にて事業計画立案、新規事業企画、SCM構築や購買コスト削減を支援。
2015年リヴァンプへ入社後は化粧品や日用品メーカーにて、スマートファクトリー実現プロジェクトや人事領域BPRに関わる。

既存コンサルティング手法への物足りなさ

前職はコンサルティング会社にて、主に業務改革に携わっていました。学び多く刺激ある日々でしたが、魂込めて作成した改革案をクライアントに預けても、「あの件、人がいなくて進んでいないんだよね」と愕然とする経験を何度もしました。
既存のコンサルティング手法では良い改革案を活かしきれない限界があり、そこに何か物足りなさを感じていました。
どうしたものかと悩む中リヴァンプに出会い、採用面接で「うちは最後までクライアントとやりきる、泥臭いよ」と言われ、これこそが自分が求めていることだと直感しました。

クライアントと一緒にやり遂げる喜び

「クライアント=発注側、リヴァンプ=受注側」ではなく、クライアント側の立ち位置でプロジェクトに従事する「クライアント=リヴァンプ」の姿勢に初めは戸惑うことも多かったです。
しかし、そうすることでクライアントとの信頼は強固になり、経営・業務・ITの理解と改革の実現を一体となって推進しやすいことが次第に分かりました。
化粧品メーカー人事部のBPRプロジェクトでは、IT不得手で基幹システムから適切にデータ抽出できない人が多くいらっしゃったので、まずはマクロを駆使して普段使っている業務が効率的に進められるよう工夫しました。
また、日用品メーカーの工場IoTプロジェクトでは、安全最優先の工場の価値観やそこで働く方々の行動特性などを十分に理解してから、AI顔認証の導入と業務設計をして労務改善を実現しました。
改めて、クライアントと一緒に最後までやりきることの意義や喜びを感じることができました。

DXを手段とした経営・事業Goal達成の支援が求められている

メーカーには愚直に仕事に取り組まれる方が多く、特に製造間接機能や本社管理機能は旧来のやり方に疑問を持たず業務が行われているように見受けられます。
このため、DXと言いつつも現状の延長線上のデジタル化に留まっており、新付加価値を創る「DX化」の実現はまだ十分でなく、さらにDXを成し遂げた先にどうなっていたいかという本来のゴールが置き去りになっていることもあります。
DX推進の人材も十分にいないこともあり、クライアントからはDXを活用して経営・事業のゴールを達成する支援を強く求められていると感じます。

メーカー企業進化に必要不可欠なDX人材の育成

今後はメーカー領域の責任者として、クライアントの将来の経営・事業を担うDX人材を輩出し続けるエコシステムの創生と、それら人材の育成に取り組みたいと考えています。