Seiichi.T

役職: SCM&ロジスティクスチーム     シニア・マネージャー
担当領域: デジタル&テクノロジー
出身企業: コンサル

プロフィール

2000年アクセンチュア入社。BPR、新規事業構築支援、M&A戦略立案に従事した後、起業。資金調達、事業の収益性改善の経営支援を行う。
2012年リヴァンプ入社後は大手ビデオレンタル業者の売上改善の他、大手化粧品通販企業の基幹システム刷新に携わり、現在は、顧客情報を起点にしたデータ管理および活用の基盤構築に従事。慶応義塾大学卒。

「実行の当事者」を求めて独立

新卒で外資コンサルティング会社に入社し、システム開発に携わった後、戦略グループに異動しました。戦略コンサルとして短期プロジェクトに関わりましたが、実務経験のない若手が教科書的に資料をまとめるだけで、事業推進の実感がないことに面白さを感じられず退社、中小企業のオーナー社長の下で事業推進をサポートしつつ、起業して事業を行う道を進みます。 起業は経験としては非常によかったのですが、自分一人の力では仕事の幅が広がらないことが課題でした。
そのような中、クライアントの支援を通じて社会を変えていくことに対して高い熱量をもつリヴァンプに魅力を感じ、自分の会社を閉じて入社に至ります。

リヴァンプはコンサルと事業会社のハイブリッド

リヴァンプでの仕事の進め方は、コンサル的フレームワークで物事を整理して資料をまとめるだけとも違い、かといって事業推進のために汗を流して作業するだけとも違いました。「状況や情報を的確に判断し、実行性を見極め、無駄なく推進する」というコンサルと事業会社のハイブリッド的な働き方に、最初はついていくのが大変でした。クライアントと向き合い、本音で会話をすることで本質的な成果が生まれるとは言いますが、そのためには自分自身が生々しい経験を積み「どのような状況でも突破する」という意思を持つことが重要で、そこが単なるコンサルとの違いであると感じます。

実行の当事者として最後までやりきる

リヴァンプでは複数のプロジェクトに携わってきましたが、なかでも化粧品メーカーの基幹システム刷新プロジェクトでは多くのことを学ばせて頂きました。PM/PMOに留まらないポジションで、要件定義から開発、納品、運用まで、現場の社員の方々を巻き込みながら基幹システムを刷新し、最後までやりきることの大切さを学びました。また、EC、電話通販、店舗、卸など複数チャネルを持ち、自社製品を販売しているクライアントでは、複雑な事業を支えているシステムの仕組みも理解することができたと思います。

ビジネスモデル拡張のための企業価値向上に寄与

多くのクライアントの要望の根底にあるものは「事業成長」です。事業成長の過程でビジネスモデルの改変・拡張は欠かせませんが、それを容易にするための基盤構築に関し、私はリヴァンプで経験したプロジェクトを通して、多くのノウハウを身につけることができたと思います。事業の多様化が進む昨今では「ビジネスモデル拡張を支える基盤」に対するニーズが高まっています。自分たちが手にしたノウハウが、クライアント事業にどのような価値を生み出しうるのかを定義し直し、企業価値向上に寄与するようにしていきたいと考えています。