こんにちは、リヴァンプ採用チームです。弊社にキャリア入社した社員を、出身業種別に紹介するシリーズ。三人目はSIer出身のArisaです。
プロフィール
役職:BPRコンサルティングチーム シニア・アソシエイト
金融系SIerにて大手損害保険会社の基幹システム保守開発に従事。2020年リヴァンプ入社。早稲田大学卒。
システム企画から運用まで一気通貫で携わりたいという思いでリヴァンプへ
Q.まずこれまでの経歴と現在の業務内容を教えてください。
新卒で金融系のSIerに入社し、約3年半損害保険会社の基幹システムの保守開発を行い、その後リヴァンプに転職しました。
現在の業務は、多店舗展開しているサービス小売業の店舗向けの業務改革支援と、それに伴うシステムの企画・開発、運用保守までを一気通貫して全て担当しています。
Q.新卒の就職活動の時点でSIerを目指していたのですか?
特に目指していたわけではなかったのですが、合同説明会で前職に出会いました。様々なライフイベントを経てもずっと働き続けたいと学生の頃から思っていたので、ITに関わる仕事であれば、いわゆる「手に職」という形で長く働き続けられるかなと思いましたし、今後も必要とされる業界であると思うので、選択は間違っていなかったと思っています。
Q.なぜリヴァンプへの入社を決めたのですか。
企画から開発・運用保守まで一気通貫して携わることができ、幅広い領域を経験できる会社という軸で転職活動をしていた際、リヴァンプに出会いました。
リヴァンプへの入社を決めた理由は、面接官の方に、「あなたの経験はリヴァンプでたくさん活かせる」と仰っていただいたことが大きかったです。
私は新卒の3年半、ホストコンピュータというレガシーシステムの保守開発を行っていたのですが、一般的な領域ではなく、世の中的に経験者も少ないニッチな領域とされていました。
他社の業務においては、システム開発を一から勉強し直さなければならない可能性が高く、第二新卒としての転職活動の意味合いが強かった部分もありました。
しかし、これまで懸命に向き合ってきた3年半を全部ゼロにして一からスタートすることに少し寂しさや違和感があった部分もありました。ですので、前述の言葉は私にとても響きました。
その面接時にオファーをいただき、3日後にはもう承諾書にサインしていたほど(笑)とても嬉しく自信になりました。
他社の面接と比較すると、履歴書の情報に留まらず私自身をちゃんと見てくれていると感じることが多かったです。
金融系のシステム開発で培った確実性・高品質と、リヴァンプで培ったスピード感を武器に、クライアントから厚い信頼を受けるシステム開発の日々。
Q.これまでご経験されたことを今リヴァンプではどのように活かし、どのように“企業を芯から元気に”させているのでしょうか。
これまでの経験が品質管理において凄く活かせていると思っています。
前職が金融系のシステム開発で、開発の工程管理や品質管理はとても厳しく、スピード感よりも確実性が特に重視されていました。
障害一つでも出したら本当に大変なことで、もし起こしてしまうと厳しく再発防止を考えることが当たり前でしたので、普段の業務にも確実性、高品質さは活かせています。
一方リヴァンプは対小売業が多く、システムはビジネス同様のスピード感を持って対応する必要があります。
スピードを重視するあまり品質が低くてもいいということは全くないので、スピード感を保ちながらいかに高品質を保っていくか、前職の経験を最大限活かし、日々試行錯誤しながら向き合っています。
Q.これまでのご経験の中ではできなかったが、今リヴァンプでできていることはどんなことでしょうか。
コンサルチーム、クライアント全員が同じマインドで、結果本当に必要なシステムを作り、最終的な効果検証までやりきることが可能なことです。
リヴァンプは、コンサルとITを分断せず、コンサルティングとセットで、徹底的に現場からヒアリングし、必ず課題の洗い出しから入る業務スタイルをとっているからこそ実現できるのだと思っています。
私は開発担当ではありますが、現場の方にも協力いただいて直接お話を伺い、現状の業務フローやボトルネックと感じていることなどを詳しくお伺いしています。
ヒアリングの情報から課題を抽出し、クライアントと一緒に業務フロー・KPIの再設計を行ってからシステムに落とし込んでいます。時には、業務に対して「こうしたほうがいいのでは」と私からご提案することもあります。
またすぐにシステムに落とし込むのではなく、プロトタイプを短期間運用して現場の方から使った感想をフィードバックいただいて、ブラッシュアップしています。
現場からのフィードバックは運用開始後も定期的に行い、日々変化していく業務にもっともフィットするかたちになるようにしています。
「業務改善は業務・オペレーションサイドからやらないと意味がない」というのを体現し、システムを作って終わりでなく、クライアントとの契約の限り、継続的にクライアントのフィードバックを集めて日々アップデートし続けるという関わり方をしていることがリヴァンプらしさだと思います。
保守運用は受け身になりがちですが、全く受け身でなく、ヒアリングの結果洗い出した課題を基に積極的に提案し、クライアント先の現場に本当に必要なシステムを開発しているからこそ、クライアント先の業務に浸透していると現場の人の反応より日々実感でき、その結果リヴァンプが信頼されていると思います。
また、信頼されているからこそ、クライアントがどんどん業務改善の相談をしてくださるようになり、それが嬉しく、自信になりました。
リヴァンプに来て、SIerではなく、“ITコンサルタント”として関わっているからこそ、今回のような業務ができています。
Q.案件の中で、リヴァンプらしさが出ているなと感じるのはどんな時ですか?
リヴァンプは、クライアント先に“深く入る”ことが特徴だと思います。ひとつ前の質問でお話ししたクライアントの案件で少し重複するのですが、業務について再度相談されたことがありました。
その時「Arisaさんだったら何とかしてくれると思った」と仰っていただきました。
その方とは、長らく一緒に様々な業務改善のためのシステムを作ってきたので、信頼関係が構築できていたのではないかと思います。
少し時間があいて離れていたとしても、当時業務に深く関わっていたからこそ、自分を信頼して頂いているのかなと思います。
その相談が最終的には別の新たな案件にも繋がり、SIerにいた時は経験できなかったことだと思います。
女性ITコンサルタントとしての働き方とは?
Q.一日のスケジュールを教えてください。
9時頃に業務を開始し、毎日チーム内で進捗報告や共有・相談の場として15分のミーティングをしています。
その後、午前中は自分の作業やメンバーから上がってくるレビューチェックをしています。午後はクライアントとのミーティングを行い、夕方頃にメンバーの成果物チェックをするというスケジュールであることが多いです。
早い日は18時頃に業務が終わり、遅くても20時から21時ぐらいまでには業務を終えています。
私たちのプロジェクトは閑散期・繁忙期はあるものの、明日までに終わらせなければならないといったスケジュールの業務は滅多になく、常にチーム内でスケジュールを管理しながら2週間単位でスケジュールを区切るスクラム開発を取り入れ、無理のない持続可能な開発をしています。
Q.普段どのようなチーム編成で業務されているのですか?
メンバーは私含め4人のチームです。
新卒1~2年目の若手社員中心の構成のため、対クライアントのお作法をベースにしっかり教えながらのマネジメントを心がけています。
今のチームでずっと業務できるとは限らないので、一人もしくは別の社員と業務することになったとしても今と同じパフォーマンスが発揮できるような基礎力を身につけられることを目標にしています。
Q.今後ライフステージが変わっていく中で、リヴァンプでどのような働き方をしていきたいですか。
この先子育てをすることになったとしても、在宅勤務で開発支援は可能なので働きやすさに関しては特に心配していません。
社内の子育てへの理解も浸透していると感じています。
先日、同じチームの男性管理職の方が、奥様のご出産に伴いしばらくの間リモート中心で仕事をしていました。
あくまでも私個人の考えですが、「働きやすさ=楽さ」と思われてしまうこともあると思いますが、楽さばかり重視すると業務が限られ物足りなさを感じるのではないかと思っています。
色々な価値観があり正解はないですが、楽さという意味での働きやすさばかり重視するのではなく、「スキルを身に着けられるからこそ長く働ける楽しさ」という観点で仕事を選ぶと、視野が広がるのではないかと考えています。
マネジメント領域が広がっても「常にプレイヤーであり続けること」のこだわりとは?
Q.今後どのようなキャリアプランを描いていきたいですか?
シンプルに、プレイヤーであり続けたいと思っています。昨年シニア・アソシエイトに昇格し、メンバーが下についたことでマネジメント領域にも一歩足を踏み入れています。
この先、よりマネジメントの領域が広がったとしても、プレイヤーであり続けることにはこだわりたいと思っています。物を作るということが好きなので、何かしらものづくりに関わりながらできる範囲をどんどん広げていきたいと考えています。プレイヤーであり続けること以外は特にこだわらず、目の前のことにひたむきに取り組み、チャンスを掴んでいきたいです。
Q.Arisaさんと同じSIer出身者へのメッセージをいただけますでしょうか?
リヴァンプは、コンサルティング業界の中の一つの会社という位置づけになりますが、ただコンサルティングや提案をして終わりではなく、クライアントと二人三脚で実行まで行うことができます。
システムを作ったあと、クライアント先で実際に動かし業務を改善していくことができますし、最後まで自分たちが作ったシステムの行く末を見届けられます。
一緒にシステムを育てていける経験は、一般的にSIerとしてできることではなく、経営支援会社であるリヴァンプだからこそできることだと思います。ITの知見を生かしクライアントの業務を少しでも良くしていきたいという気持ちがあれば、ご自身のスキルを最大限発揮できる環境があります。
そのようなマインドをお持ちの方と一緒に業務に携われたらすごく楽しいのではないかと思っています。
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