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こんにちは、リヴァンプ採用チームです。弊社にキャリア入社した社員を、出身業種別に紹介するシリーズ。二人目は広告代理店出身のHirokiです。

プロフィール

役職:統合マーケティングチーム シニア・アソシエイト
2017年にセプテーニ新卒入社。運用コンサルタントとしてゲームやコスメ業界の大手クライアントを担当。その後、TBWA HAKUHODOにて、大手自動車メーカーのデジタルマーケティング支援を経て、2020年にリヴァンプ入社。九州大学卒。

リヴァンプでスキルが身に付き、包括的なマーケティング支援をクライアントに提案・実行

Q.まず、これまでの経歴を教えてください。

新卒でセプテーニに入社し、広告運用をメインで行う部署にいました。FacebookやLINEなどのネット広告をどのように運用していくかをクライアントに提案し、決められた目標を達成することに注力していました。
1年程し、メディア戦略室に異動し、LINEなど1つの媒体をどう攻略し、成果を高めていくかメディア戦略を考えつつ、成果が上がりやすい運用を研究していました。私はLINE担当として、クライアントのアカウント運用ルールを作成したり、数値を見て傾向と対策を半年間ほど研究したりしていました。
その後、TBWA HAKUHODOへ転職し、そこではデジタルユニットの部署で主に自動車会社の担当としてブランドサイトの運用改善をメインで行っていました。
私が案件に入る前は、決まったフォーマットに基づいて車種ページが構成されていましたが、顧客にとって最適な情報設計になっていないという課題感から、UX/UIチームを外部企業と連携して立ち上げ改善に着手しました。
車の購入プロセスの中でWEBサイトがどのような位置づけになっているのか、顧客の生の声を聞きつつ、課題の洗い出しと新ページデザインの作成→検証→改善の一連の流れを作り上げました。グローバルチーム含め、WEBの運営に非常に多くの関係者が関わっている中で、新規機能の追加といった改修が走るときは、自ら先頭に立ってチームをまとめ上げ、プロジェクトの完遂までマネジメントしました。

Q.現在リヴァンプでどのようなことをされているのですか。

より包括的なマーケティング業務を担っています。
今まではプロモーション領域のみという明確な役割が与えられた上でのアプローチが多かったのですが、リヴァンプでは「マーケティングそのもの」を課題として依頼されることが多いです。
企業のマーケティングを全体で捉えたときの課題を、競合分析や顧客データ分析によって洗い出し、数ある打ち手の中から改善確度の高いものを選択・実行しています。
前職の2社で培った個別のスキルはそこまで広くなかったので、リヴァンプに入って自分が習得しなければならない領域のほうがたくさんありました。
これまでの比でないくらい、各領域での経験が現在進行形で広がっていますが、リヴァンプではとにかく場数を踏めますし、クライアントのより経営層に近い方々と相対していくので、成果に対するコミットも求められます。自分で学びそれを実践で生かすというサイクルが早いと思います。

Q.リヴァンプに転職されて苦労されたことはありますか。また領域が増え、どのように足りない知識を埋めていかれたのでしょうか。

自分が今まで経験したことのない施策でも、わかった状態で臨まなければならないので、自分がすでに持っている知識やスキルにギャップがあると感じたら素早く穴を埋めていく必要がありました。
リヴァンプは社内にかなり多様な出身企業の方がいて、かつ色々な事例やノウハウが蓄積されているので、だいたいのことは社内の誰かに聞けば教えてもらうことが可能です。
教えて頂いた事例や内容をベースに自分の知識として使っていくようにし、それでも不十分と感じたときは、書籍を読んだり、詳しい方のセミナーを受けたり、専門の会社に相談し提案をもらいながら理解を深め、補っています。

地方活性化の夢を叶えるため、リヴァンプへ

Q.そもそもなぜリヴァンプへの入社を決めたのでしょうか。

「地方活性化を推進できる人材になりたい」という、新卒の頃からずっと思い描いているキャリアプランがあり、そのために必要な経験がリヴァンプならできると思ったからです。
これは本当に今でもそう思っていて、入社してからそのキャリアの実現にすごく近づけている実感があります。
今、日本は人口減少が社会問題になっていますが、地方はその影響を大きく受けており、顧客の減少と事業人材不足という課題が顕在化しています。
その結果、地元企業の事業が落ち込むと、その地域の稼ぎが減り、雇用が減り、人が離れていくという負のスパイラルに陥ります。
今後そのような事態に直面する地方がさらに増加していくと考えています。私は、今まで培ってきたマーケティングの力で地域に根ざした企業の業績を回復させて、再び地方に活力を取り戻すといった活動をすることを目標としています。

Q.なぜ地方にこだわるのですか?

ひとつは自分が地方出身者で、地方に対して思い入れが強いからです。
地元は山口県で、山口の魅力を知らず「大体、山口いつも通り過ぎちゃうのだよね」という人が残念ながらたくさんいます。生まれ故郷である地方が注目されることなくどんどん衰退してしまうことは、もったいないと思うと同時に寂しいと感じます。
自分だからこそ地方の活性化に役立てる部分があると思っているので、最終的にはそのようなキャリアを目指していきたいと思っています。

代理店で培ったハードとソフトの両面を武器に“クライアントファースト”邁進の日々

Q.これまでご経験されたことを今リヴァンプでどうやって活かし、どのように企業を芯から元気にさせているのでしょうか。

これまで培ってきたハードとソフトの両スキルが活きていると思っています。
ハード面では、これまでずっとデジタル領域をメイン業務として仕事をしていたので、ネット広告やサイト周りをどう改善するかなどは、自分の強みとして貢献できると思っています。
例えば、担当させていただいたクライアントは、ネット広告が集客チャネルとして最も大きく出稿量も多いが、代理店との連携がうまく行っておらず、成果を最大化できていないという課題がありました。
その課題に対し私は、クライアント側に立ち、ネット広告の評価方法、最適なアロケーションの考え方、成果を改善するために注力すべきこといった、適切な意思決定を行うための前提知識のインプットを行うと同時に代理店との連携を強化し、運用体制を高度化することで事業の成長に一部寄与できた経験があります。
ソフト面では、所属が違う様々な方を取りまとめるスキルです。
代理店は、クリエイティブディレクターや外部の制作会社、その下についているベンダー等色々なステークホルダーの方々と案件を進めていくスタイルが多く、全員を取りまとめてプロジェクトを推進していくことが主な業務となります。
リヴァンプでも経営支援先のクライアントに入り込む際、やはり同じように様々なステークホルダーが関わっているので、チーム全体をモチベートしてクライアントやメンバーの皆様を引っ張ることは初期の頃からためらうことなく自信をもってできました。

Q.これまでのご経験の中でできなかったけれど、今できていることはありますか?

そのクライアントにとって、何が最適解なのかを考えて施策を実行できる部分は、今までの広告代理店時代にはなかった仕事の進め方です。
プロモーションだけでなく、業務面もコンサル要素の強い仕事が挙げられます。
例えば、クライアントのとある業務で効率的にできておらず生産性が悪くなっている部分があれば、当たり前のようにその部分から始めるべきですよね。代理店側にいると契約外の部分であることが多く、基本的には触れる機会は多くありません。
しかし、リヴァンプではクライアントサイドに深く入りこみ全体を見渡せるので、本来最初にやるべきこと、一番成果が出やすいことにフォーカスして業務改革を提案して自ら実行することができます。
リヴァンプ内では過去事例が多くあるので、過去事例と照らし合わせ学びながらクライアントに提案をすることができています。

Q.リヴァンプの良いところはどんなところだと思いますか。

業務内容に関しては広い領域の中で取捨選択できること、クライアントの事業をよくするためにどうしたらいいのかを、深く入り込むが故にクライアントの一社員感覚で考えられることだと思っています。
他に、若手の成長を会社が強く願っていて、促進する取り組みもあることです。
今私も参加している寺子屋※1では、若手に過去のリヴァンプの代表事例に触れさせ、実際に改革を担った社員の生の声を講義として聞くことができます。
1年間かけて様々な事例を見て考えていくという研修は、なかなか経験できるものではなく、リヴァンプのいいところだと思いますし、今後も増えて行くことを期待します。

※1 寺子屋:様々なチームのリーダーがこれまでに成功した事例を紹介する任意の社内研修。毎年各チームより選出された若手社員が受講している。

地方活性化という夢の実現のため、まずは目の前のクライアント企業を芯から元気にする

Q.今後どのようなキャリアを描いていきたいですか。

地方活性化の夢はぶれずに、まず企業単位で活性化できるような人になりたいです。自分が入ることで地方の企業を回復させることが中期目標です。
点で実行したとしても大きなインパクトは残らないと思っているので、その先は面でその地域全体を通じてどうブランディングしていくのかを考え、もう少し自分の範囲を広げた上で地域活性化をしていきたいです。

Q.今後どのような方と働きたいですか。

私もチームメンバーも「企業を芯から元気にする」という企業理念に共感して、それを実行したくてリヴァンプに入ってきたと思います。
私のようにクライアントにもっとコミットしていきたい気持ちがあるものの、プロモーション領域が限られてしまう代理店に勤務の方は多くいると思います。
自分がクライアントのために本当に貢献できているのか物足りない感覚を覚える人や、クライアントを良くするために、できることをなんでも実行できるようになりたい、と思っている人は、この企業理念に共感してくれるのではないかと思います。

Q.広告代理店勤務の方へのメッセージをお願いします。

前述した「メンバーを引っ張ってプロジェクトマネジメントしていく」点や、「日々のクライアントとのコミュニケーションの中でニーズを察知し行動していく」点は、代理店勤務の方が長けている部分だと思います。
“企業を芯から元気にしていく”上で絶対に必要なスキルで、いかんなく発揮できると思いますので、代理店のバックグランドを持った方にぜひ入っていただきたいです。
また、クリエイティブに触れる機会が多い方は、今後活躍の機会が増えると思っています。リヴァンプではまずクライアントの目に見えるところの無駄を削ってコストカットし効率的に事業をまわせるように改革を実行していきますが、その改革が実行された後、いかにトップラインの売り上げを伸ばしていくか、市場の中でいかに存在感を出してシェアをとっていくか、というネクストステップが必要になり、そこではクリエイティブな発想が必要とされると思っています。
クリエイティブジャンプはまだまだリヴァンプ内では伸びしろがあると思います。ぜひそういう人材の方々にもリヴァンプの門をたたいて頂けたら嬉しく思います。

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