取締役 執行役員千田 勇一

役員からのメッセージ

金融思考から事業思考へ

リヴァンプへ参画する前の私は金融業界にいました。新卒社員として投資銀行に入社し、そこから3年間はM&Aや資金調達といった金融サイドから企業経営に携わっていました。数千億の案件に携わり、非常に刺激的な毎日を送っていました。それと同時にまだ20代の前半だった私には、エクセルの数字越しに眺める企業がどこか現実とはとても遠いもののように感じてもいました。商売の実態を知っているようで知らない自分。このまま金融のプロになるか、より事業に近いキャリアを選ぶか悩みはじめていた時に、タイミングよく澤田(創業者)と出会います。最初の澤田の印象は「異質な人種」。金融業界にいた当時の私はお付き合いする方々も企業の財務部や弁護士や会計士といった方々が多かったので、澤田の発する事業家としての言葉に大きな衝撃を受けました。
前職で担当していた財務系の仕事とは一旦距離を置き、リヴァンプでの仕事はひたすら現場に出ることから始まりました。現場で起きている問題、実際のお客様の反応等を自分の肌で感じることで、それまでは考えたこともなかった新たな視点が持てるようになりました。とあるリテール営業改革の案件では、コストカットで削られていた顧客訪問時のお土産の洗剤を復活させたことで営業マンのモチベーションが一気に上がり、業績が改善するということがありました。これは本部にある情報だけでは発見できなかった打ち手でした。これは一つの事例ですが、いろいろな案件を通じて「全ての答えは現場にある」ということをリヴァンプに来て深く学びました。

リアルビジネスを変革するのが世代の使命

リアルなリテールビジネスの領域ほど、まだまだ旧態依然として変革が必要な領域が数多く見受けられます。急速に移り変わる社会の中で、デジタルなビジネスはその新しさやビジネス特性から、変化する顧客ニーズに対して比較的瞬時に対応できますが、大きな手間のかかるリアルビジネスはなかなか形が変えられず、顧客との溝が生まれてしまっていることも多い。
こうした領域を変革する担い手になることは、成熟社会を生きる私たちの世代の役目の一つだと考えています。

巨大産業のデジタル化に挑む

リテール産業は、日々の人々の衣食住、ライフスタイルに深く関わる規模の大きな産業です。昨今、デジタル化によるモノ・サービスの進化は著しいですが、この巨大なリテール業界の中ではまだまだ古いままで取り残されている部分がたくさんあります。
私たちはリテール業界のリアルな現場に深く携わって来た経験を活かしながら、リアルの視点でデジタル技術を活用し、リテール業界の構造改革をすることに絶えず挑戦したいと考えております。私たちはそうした領域をRetailTech(リテールテック)と定義し、より画期的な商品・サービス開発、最先端のマーケティング活動を展開していきたいと考えています。